滋賀県栗東・草津 伝統美養食とファスティング
MyStyleの竹内蓉子です。
夏野菜が出てきて、ぬか漬けの楽しい季節となりました。
冬の間お休みしていた糠床のお世話を再開しました。
加熱食と生食もバランスよくなので
サラダとか生野菜も毎日ベジファーストで食べたほうが良いのですが
実はわたくし生野菜があまり好きではなく苦手で^^;;;
生だったらお漬物の方がぱくぱく食べられます。
だから自分のためにぬか漬けしているのですが
みなさま、ぬか漬けってどんなイメージをお持ちですか?
お世話が大変そうと思っている方も多いはず。
確かに、こまめに混ぜてあげなければ腐敗が進んでしまいます。
お味噌よりはハードルが高めな菌活です。
でもね
お味噌とは違った植物性乳酸菌たちがたっぷりのぬか漬け。
例えば
お味噌には麹菌、納豆には納豆菌がメインで
(もちろんそれだけではないけれど)
その菌を意図的に加えて、一緒に仕込むけれど
ぬか漬けって、糠と塩と野菜
基本的にこれだけです(あとは鷹の爪入れたり、各家庭の味があるかと)
○菌というものを一緒にいれないんですよね
糠や野菜に付いている菌や、手についている常在菌たちが、あの糠床のなかで増えたり減ったり。
最終的に、乳酸菌や酵母、細菌類が共生発酵して、あのぬか漬け独特の旨味や香りを生み出してきます。
菌の世界って、本当に摩訶不思議で面白い^^
発酵食品もバランスよくとっていただくのが1番なので、お味噌だけではなくて
やっぱりぬか漬けもめちゃくちゃお勧め。
ぜひ取り入れていただきたい発酵食品です。
「植物性乳酸菌=ヨーグルト」が手軽で人気かなと思いますが
ヨーグルト以上に実は乳酸菌の種類が多いんじゃないかな
しかも自分の常在菌でつくるから、体に馴染みのある乳酸菌。←ここ大事
目指せ、バラエティに富んだ菌活^^
で、糠床生活をするにあたって、組み合わせておすすめなのが
精米機!
その理由
①糠が毎日手に入る
②しかも酸化してない糠
③自分で買ってる無農薬玄米の糠(確かな品質)
※買ってくる糠は、酸化している可能性と、無農薬かどうか品質がわからない
④お米を玄米で購入できるようになる
→保存性が増す(防災という面でも、保存性はこれから考えていった方がよい)
⑤いつでも精米したてのお米が食べられる(新鮮で美味しい♡)
⑥何分づきかを毎回好きなように選べる
糠床目線で書いてしまったけど
ぬか漬けしないとしても、⑤は嬉しいメリット^^
精米したての酸化していないお米は美味しい!と聞いて(食いしん坊。笑)、思い切って精米機を購入したのが5年前くらい。
以来、ずっと愛用しています。買ってよかったもののひとつ。
確か1万円前後だったと思います。
どこのメーカーのでもいいと思うけれど、うちのはこちらの山本電気さんの精米機です。
(画像は、HPよりお借りしました)
糠が毎日できるので、使いきれない時もありますが
糠床の足し糠が遠慮なくできますし、糠って炒ってクッキーにいれても香ばしくて美味しい♪ふりかけにしても栄養満点♪
冷凍庫でストックしておいて、冬のたくあん作りにも使えますね。
そして何より糠がいくらでもある環境なら、糠床を失敗しても、何度でもリトライできる!
私もmy糠床を持つようになって10年目。
その間、ずっと繋いできたかというと・・・実は何度かダメにしています。テヘ
でも、精米機を手に入れてからは
いつでも気が向いたときに始められる気軽さと、糠を購入しなくて良いので
より楽しめるようになった気がします。
だから、今回ぬか漬けのすすめと共に、精米機のすすめも書きました。
ちなみに、容器は「森修焼き(しんしゅうやき)」さんのカドミウムや有害金属を含まない陶器で
冷蔵庫ではなく、常温保存でやっています。
昔は、冷蔵保存でやっていたのですが
(その方が1週間くらい混ぜなくても大丈夫ですしね)
混ぜるときに冷たくて冷たくて。
長期に家を空けるときだけ、冷蔵保存。
これもぜひみなさまのやりやすい方法で^^
やっていくうちに自分にあったやり方が見つかっていくかと思います。
完全にコントロールはできない菌の世界だから
うまくいくときもあれば、いかない時もある。
それがハードルを上げてしまっているのかもしれないけれど
私はだからこそ面白いなと思うのですよ。
ぬか漬けの味も毎回変わりますしね。
10年たっても試行錯誤中!
ベテランになる頃にはおばあちゃんになっているかしら^^
(そんなおばあちゃんめざして。笑)
味噌もぬか漬けも
その他、今、いろんな菌活がありますから
いろいろトライアンドエラーで楽しんでいきましょうー♪
おうちでいろいろやってみることで、家の空間の菌たちも豊富になって
空気から変わっていくと思います。
ぜひみなさまのお気に入りの菌活も教えてくださいね。